過去をあれこれ言うのはどうなのか?

金融機関から融資を受ける際、代表者の過去について色々と質問を受けます。

過去に金融事故があれば、事故が会った後、完済しても、免責でも、マイナス評点です。

日本は、依然、過去にバツが付くと一生つきまとう国です。

ここには、2度あることは3度あるという諺があるように、人は一度同じ過ちを犯せば、同じことを繰り返すという考えがあります。

昔、金融機関の担当からも言われたことがあります。1度事故したら、2度すると。だから、信用出来ないと。

確かにそういうこともあります。しかしながら、失敗は1度たりとも許されないというのは、失敗を反省し、次へ生かすチャンスを逃します。

失敗を反省しない人も中にはいます。でも、反省しない人ばかりに焦点を当てている気がします。

そのような風土のため、バブル崩壊後、廃業のほうが、開業より多い状況です。政府がどんな施策をし講じても、20年以上、開業より廃業のほうが多い状況です。

廃業が多いということは、日本が衰退していくということです。

このような社会では、新たなチャレンジが出来なく、日本の未来を潰す状況だと思います。

以前のブログにも書きましたが、少しづつ、中小企業の経営者に対する負担が緩和される動きがあります。

良いことだと思います。

でも、まだまだです。

チャレンジして、失敗してもまたチャレンジできる世の中の方が、活気のある世の中になると思います。

2度失敗し3度失敗する人もいるかもしれません。でも、2度失敗し、3度めでスゴイ経営者になる人もいます。

失敗を反省して、再チャレンジする社長の方が、より素晴らしい社長になると思います。

その人が、日本の経済を支え、雇用を生むかもしれません。

チャンスを与えてくれる国になってもらいたいと思います。

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