今の常識は、未来の非常識

以前、メルマガに投稿して、好評だった内容を載せてみました。

今の常識って、未来には非常識になったりします。

例えば、人の雇用について。
少し前までは、人は変動費化することが経営にとって良いことである。つまり、正社員の派遣化やパート化です。
最近になると、人手不足が騒がれてから、各企業が正社員化を進めています。つまり、変動費化から固定費化へのチェンジです。

震災後の電力について、
電力は安定的に供給されるものであるから、安全な電力を供給するに変わっています。
危険な原発を稼働してまで、電力を供給すべきでない。

会社との関わりについて
定年まで同じ会社に勤めていることが当たり前の時代から、転職が当たり前の時代へ。
最近は、最後まで勤めたい人も増えているようですが。

デフレからの脱却?
安い商品を提供すれば、売れる時代から、安いだけでは売れない時代へ。

今までの常識は、政治、経済、災害、戦争など様々な要因で変化し続けています。

今の常識って何でしょう?

私は結局は、多数決だと思います。

みんなが、これが正しいとか良いとか思った人が、多ければそれが常識になるんだと思います。
雇用については、単なる需給ギャップの逆転とも言えますが、人で不足を解消したいそのために、正社員化!と思った企業が増えたからです。マスコミが騒いだ効果もあるかもしれませんが。
別に、正社員化!と誰も思わなければ、そうはなりません。需給ギャップだけ考えると、パートや派遣のまま、時給や単価を上げて獲得する方法もあります。

多数決が故に、変化が起きるたびに、今までの常識があっという間に、非常識になるんだと思います。

だから、今の常識は、未来の非常識。

なんだと思います。

以前、メキシコへ行った時の写真です。家の壁のカラフルさが、真っ青な空と合います。

この色、日本では非常識?だけど、メキシコでは常識ですね(笑)。

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