独立して5年。成長し続けること。

気づいたら、前務めていた会計事務所を辞めて、独立してから5年経ちました。

5年って、あっという間ですね。

楽しいことも、辛いことも沢山ありましたが、充実した5年だったと思います。

20代のときに、とある保険会社の部長さんから、人の成長は40歳まで、30歳、35歳、40歳と5年毎に目標を立て、頑張りなさいと言われました。

40歳からは、今までの経験や知識で生きていくもんだと。40歳まではトロッコを押す。40歳からは自分が押したトロッコに乗って、定年まで働くんだと言われました。

純粋な私は、その言葉を信じて、目標を立てて頑張りました。

20代の後半、当時JAで仕事をしており、誰もがやったことがないプロジェクトをやりました。なんとか出来たのですが、大きなトラブルもあり、大変苦労しました。そのときに、諦めない、妥協しないということを学びました。精神的にも相当に追い込まれ、あとにも先にもこれほどキツイと思ったことはありません。

30歳から会計事務所に勤務したのですが、今までとは全く違う仕事に戸惑いながら、がむしゃらに会計と税務を覚えて、診断士取得のため、勉強もしました。入所してから、2年は失敗したかな〜と思っていましたが、3年目から段々楽しくなりました。

35歳のときに、リーマン・ショックが起き、事務所の顧問先の業績が悪化しました。そのときに、企業再生や、資金調達が顧問先のために役に立つと思い、セミナーや本を読み勉強して、実践をしました。銀行のルール、法則など分からないことは、知り合いの銀行マンにご飯をご馳走しながら、色々と教えてもらったことを思い出します。資金調達や再生について知識が深まったのは、リーマン・ショック以降でした。

40歳前で独立しました。コンサルの仕事は色々ありますが、私は、会社顧問がメインの仕事です。財務や会計の仕事を中心として、会社がより成長するための方向性を考え、アドバイスする仕事です。

アドバイスするには、数字やお金だけではなく、税務、法務、労務などの会社に関わる法律知識から社員の雇用管理状況、販促、人事制度、業界や経済状況など様々な知識や情報を総合的に把握していないと、良いアドバイスが出来ません。ヒト・モノ・カネ・情報です。

良いアドバイスとは、そのアドバイスにより、会社がより良くなり、そのアドバイスが会社で実現可能であることです。どれだけ良いアドバイスでも、会社ができないアドバイスは、アドバイスでありません。なので、会社の風土、社長性格、社員の能力、資金、業況によって、アドバイス内容は変わります。極端なことをいうと、先月のアドバイスと今月のアドバイス内容が変わることもあります。

そのためには、日々何かを学び、感じ、成長しないと良いアドバイスは出来ません。

よって、40歳超えてもトロッコに乗っておらず、ひたすら押してます(笑)。ずっと押していると疲れるので、たまには乗っていると思いますけど。

人に成長がないと魅力は出ません。人に魅力がないと、人はついてきません。魅力がないと、社長がアドバイスを聞いてくれません。

多分、この仕事を生涯続けていくと思いますが、死ぬまで成長し続けていきたいと思っています。

私の仕事は、1社に深く関わるので、会計事務所時代と比べ、顧問先件数はそれほど多くありませんが、全ての顧問先が良い方向へ進んでいます。

これからも、私が関わった顧問先全てが良い方向へ向かい、社長、社員が喜び続けることが、私の幸せかなと思っています。

久々に、ふもっとぱらのキャンプ場に行きたいなと思い、数年前に言ったふもっとぱらの写真を投稿しました。

 

 

 

 

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