ベトナム

先日、ベトナムのハノイへ仕事で行ってきました。

雨季ということもあり、とても蒸し暑く、立っているだけで汗が止まらない状況でした。

ハノイは初めてで、ホーチミンには4,5年前に2回ほど行ったことがあります。

ハノイはベトナムの北に位置し、政治の中心地。ホーチミンは、南に位置し経済の中心地。

アジアの中でも、勤勉な人たちが多い国だと思います。また、日本との親交も厚く、親日の国です。

ハノイに行っての感想ですが、ホーチミンのほうが、経済的に発展しており、ハノイの都市化、近代化はこれからだと感じました。

バイクの多さ、雑多な感じは、ホーチミンと変わりませんが。

ベトナムは、昔の日本の人口構造と似ており、人口構成がピラミッド型です。

今の日本は、逆ピラミッドです。これからも人口が増加し続け、生産労働人口は2020年がピークとなっています。

街を見ていても、若い人ばかり。活気があります。

ただし、更に大きく成長するかというと、そうでもないように感じました。

理由は、2大経済圏(ハノイ・ホーチミン)がインフラ面、人の面で繋がっていないことです。

今、南北をつなぐ鉄道がありますが、単線で高速鉄道を使っても30時間。およそ、1800km。日本だと、青森から鹿児島まで。

物流がつながってないのか、ハノイのプライドなのか、ベトナムのビール333(バーバーバー)がハノイで飲めません。どこのお店へ行っても、333がないのです。

333は、ホーチミンではどこでも飲めますし、ベトナムを代表するビールです。

ハノイには、地元のハノイビールか、輸入物のタイガービール(シンガポール)、バドワイザーなどです。

もちろん、ビールだけで判断したわけではなく、他にも色々と見たり聞いたりして思ったことです。

更に経済成長するには、輸出だけではダメで、内需拡大が必要となります。

そのためには、日本と同じ細長い国では、鉄道網と高速道路網のインフラ整備を行い、2大経済圏とその間の街をつながないと、人や物が効率的に動きません。

投資は、成長している時に行わないと、意味がありませんし、大型投資であれば尚更です。

会社も一緒ですが、、、、。

ということを、感じたハノイでした。

ホテルの前は、夜もバイクのクラクションで賑やかでした。

IMG_2971

でも、勢いがある国にいると、気持ちが高揚しますね。

メルマガでは、ここではなかなか書けないこと、気付きや経営に役立つことを書いています。登録も解除も簡単です。

購読希望の方はポチッとココ