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トリップアドバイザーが実施した旅行者による世界都市調査で、日本が旅行者満足度1位になったとのことです。
初め見た時はちょっとびっくりしました。何故日本が、、、、。街を歩いていると、外国人が増えたと感じますが。
因みにランキングは以下のとおりです。
1位 東京 (日本)
2位 ニューヨーク(アメリカ合衆国)
3位 バルセロナ(スペイン)
4位 イスタンブール(トルコ)
5位 プラハ(チェコ共和国)
6位 ウィーン(オーストリア)
7位 ベルリン(ドイツ)
8位 ローマ(イタリア)
9位 パリ(フランス)
10位 ドゥブロヴニク(クロアチア)
11位 ロンドン (イギリス)
12位 ブダペスト (ハンガリー)
13位 ケープタウン (南アフリカ)
14位 ストックホルム(スウェーデン)
15位 リスボン(ポルトガル)
16位 シンガポール
17位 ソウル (韓国)
18位 ダブリン (アイルランド)
19位 シドニー(オーストラリア)
20位 香港
調査項目は、タクシー、街中の清潔、親切、公共交通機関の利用しやすさ、1人旅のしやすさなどの16項目について調査。世界主要37都市について、トリップアドバイザーに口コミ投稿した5万4千ユーザーに、10点満点で評点してもらったそうです。
なるほど、安全、親切、清潔この3つが他の国より評価がどの国よりも高かったことが、1位になった要因ですね。
私は今まで色んな国へ行きましたが、安全、清潔はどの国よりもダントツ1位だと思います。シンガポールもキレイですが、ちょっと観光地を離れると、あれ?というとこがありました。
因みに、私のカルチャーショック度ダントツ1位は、インドでした。行かれていない方は、一度、行くことをオススメします。ガンジス川でバタフライはとても出来ませんでした。
改めて思いますが、日本って、過ごしやすい国なんだと思います。良い国なんだと思います。住んでいるとその良さが分からなかったりします。
その代わり、順位が低かったのが、文化や観光、コストパフォーマンスのようです。
文化や観光の認知度が上がってくると、もっと観光客が増えます。
交通料金、宿泊施設などが安くなれば、更に来日客が増えるのでしょう。この2つは直ぐに安く出来ないので、既にあり、安く行ける、泊まれる手段を旅行者が気軽に知るようにすれば良いんだと思います。
ヨーロッパやアメリカ人の旅行は、旅行会社のパックツアーではなく、自分たちで行く場所や泊まる場所を決めます。また、長期間の旅行で、あまりお金も使いません。バックパッカーも多いですね。
アジアの人は、パックツアーで、日本人の旅行スタイルと同じ人が多いような気がします。短期間でドカッとお金を使って帰る。
ターゲットをどちらにするかで、おもてなしの方法が変わってきますが、私は個人旅行をターゲットに色んな仕組みを作ったほうが、結果としてパックツアーの魅力も上がるのではないかと思います。
日本人の国内旅行が良い例ですが、以前の国内旅行は、大勢でホテルに泊まりどんちゃん騒ぎして、帰る人達が主なターゲットでした。今は、個人旅行を楽しむ人がターゲットになっています。個人で楽しめる旅行は、パックでも楽しめます。個人でも楽しめる旅行は、パックより景気に左右されにくい。
いずれにせよ、観光立国を目指している政府にとっては、この流れを加速したいと思います。
何故政府は観光に力を入れているかご存じですか?
いくつかありますが、主なのは外貨獲得と経済成長です。これは、経常収支とGDPと言えます。
現在、報道でもありますが、貿易収支は赤字です。実は観光収支でもあるサービス収支は、ずっと赤字です。
貿易は、製造業が海外移転していることもあり輸出が増えることもないでしょう。また、製造業などの産業が衰退することは、地域経済がもっと衰退します。お金が海外に流出するということは、国は貧乏になります。
観光で外国の人が日本を訪れ、東京だけでなく、地方まで足を伸ばし、お金を使ってもらうことは、日本にとって、外貨獲得になり、観光産業が発展し、地域経済も潤します。
日本のGDPにおける、輸出依存度は15%を切っており、既に日本は輸出国ではなく、内需国になっています。もう、貿易立国ではありません。
また、GDPにおけるサービス業の割合は、23%(経済センサスより)となり、産業別でいくと1番多くなっています。
日本はサービス業で経済を支えています。これからも、そうなっていくでしょう。
ちょっと、発展した話になりましたが、1番って嬉しいですね。
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