主体的の反対は、受動的です。
主体的行動とは、自分で考え行動することです。
受動的行動とは、相手に言われて行動することです。
最近このお話をした、クライアント先の役職の方がいました。
受動的に行動しているがゆえに、ストレスを感じていました。
受動的に行動していると、相手の指示や考えに従って、行動するため、自分の仕事に責任があればあるほど、自分にストレスを感じます。
そのストレスの原因は、会社や上司になります。会社や上司が悪い、上司の考え方や行動が悪いと、人のせいにします。
私は、その担当に、上司にもっと発言をして、自分の考えを提案し、行動すれば良いと伝えました。
そうすると、答えは、”嫌です、出来ません”でした。
何故でしょう?
責任を負いたくないからです。また、嫌われたくないからです。
責任を負いたくない人は、受動的に行動します。何故なら、相手の指示や命令で動けば、責任を負わなくて良いからです。
ある一定の年齢や役職、立場になった時、責任を負って行動しなければなりません。その分、若い人より、給与をもらいます。給与が上がるのは、責任の度合いです。
よって、主体的な行動とは、責任を負って行動することです。
私がこの役職の方に伝えた言葉は、
責任を負って行動したほうが、自分が楽になる。
でした。既に、責任を負う立場にいる以上、負いたくないと考えることで、ストレスを感じています。
そうであれば、責任を負ったほうが、上司のせいにする、ストレスは無くなります。
主体的に行動し、実行したほうが、楽しくなるとも伝えました。
本人は、ピンと来ていませんでしたが、やる前から出来ないではなく、やってから出来るか出来ないかを考えたほうが良いと伝えました。
受動的行動は、自分がダメな理由を人や周りの環境のせいにします。
主体的行動は、自分がダメなら、どのように考え行動すれば、自分が良くなるかを考えます。
考え方の違いで、自分の人生も変わると思います。
是非、主体的な行動が出来るよう、自分で考え、実行してみてください。
コメントを残す