前回ちょっとだけブログに載せたが、事務所から最寄り駅に行く間に、小規模の中古車販売店がある。もちろん、中小企業事業主である。
1〜2週間ほどで車が売れているので、回転率は、結構、良い方だと思う。BAST値という中小企業の指標で見てみると、中古自動車屋さんの棚卸回転日数は、30〜40日。はやり、回転は良い。
展示台数は、8〜10台ぐらいとかなり少ない。外車に絞って、安く売って、回転率を上げていると思われるので、1台あたりの利益は少なそう。
そんな、中古自動車屋さんですが、4月以降、売れてない、、、、、。ほぼ毎日、目の前を通るので、これだけ売れていない状況は、見たことがない。
大丈夫だろうかと思っていたら、オーナーがしびれを切らしたのか、なんと、軽自動車を販売し始めた。
ん〜良くない状況。更に薄利多売に陥り、経営が苦しくなるパターンだと心配していたのだが、軽自動車さえも売れない。
当たり前だ。この中古自動車店来る顧客は、他店より安くて手頃な外車を求めている人が顧客である。軽自動車なんて買う人はこの店に来ない。逆に、店舗イメージが下がってしまう。
と心配していたら、最近、軽自動車が消えた。そして、少しづつだが、外車も売れているようだ。
増税後の冷え込みが少しづつ戻ってきたのかなと、ひと安心しながら、今日もお店の前を通った。
車などの耐久消費財を扱っている会社は、消費税増税後に、売上が減少することを想定し、キャッシュポジションを積み上げる必要がある。
兵糧攻めに備える。ということである。
この中古自動車屋さんがどうだっかは分からないが、1ヶ月売上が伸びない状況は、分かっていても焦ってしまうのは、よく分かる。
少しづつ、売れているのを見てホッとひと安心している私。
毎日見ている中古自動車やさん。陰ながら、応援してますよ。
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